芝居好
芝居好きで仕事をしないため寺に預けられた息子。和尚「イヤハヤ、困り切ります。いかに○屋の倅(せがれ)なればとて、親の慈悲じゃから、一升人二升(一生かけて人間らしくしようの意味)と思ふゆゑ、意見をすれど、三升(七世市川団十郎の俳名)の真似ばかりして、四升(師匠)の言ふ事も聞かず、五升(後生)の事はどこへやら、六升(六情)がわるいから、終始は(行く末は)七升(七生)までの勘当じゃ。まことに愚僧も困り果てる」とはなしのうち、障子のかげにて、息子「八九升(はくしょん)」(「化政期落語本集」 武藤禎夫校注) 一斗(一度)は私(寝言屋)も異見しないと。○内は実は米で酒ではありません。でもつい取り上げてしまいました。
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